むち打ちでMRI異常なしでも後遺障害の認定を受けるレシピ

軽度のむち打ちの注意点

軽度のむち打ちの注意点

あなたも私も医師ではありません。むち打ちを早く完治させるためにも、自分で勝手に「軽度」だと決め付けるのはやめましょう。

軽度のむち打ちと決め付けない

まず、医療にシロートの自分が勝手に「軽度のむち打ち」だと決め付けないことが重要です。自分自身がそう思ってしまっていると、むち打ちへの危機感も薄れていきます。

何を以って「軽度のむち打ち」とするのかを考える必要があり、たとえそれが主治医の判断であったとしても、あなたが納得する理由を確認するべきです。

むち打ち自体が軽度?

保険会社は基本的にむち打ち自体を軽度だと考えていると思って下さい。
統計からみれば、当然だといえるかもしれません。医師の中にも「あぁ、むち打ちね。時間が最善の治療薬」なんて、言う人もいます。

大事なことは、むち打ち(軽度のむち打ち)がそのような扱いを受けているということを知り、保険会社の担当者、主治医と適切なコミュニケーションをとることが必要だということになります。

むち打ちは、詐病扱いされることもあります。賠償神経症という言葉もあるくらいです。賠償神経症とは...

「むち打ち症患者には愁訴以外の医学的に客観的な所見、すなわち他覚的所見がない。もしくは、乏しいのに病状が長引いているのは賠償金を吊り上げるための神経症である」事故や災害で受けた外傷に対し、多くの賠償を得たいという願望が引き金となって起こる神経症。

というものです。

なんたるふざけたネーミングでしょうか。しかし、腹を立てても仕方ありません。私たちがしなければならないことを冷静に見つめましょう。冷静は最大の武器であり、知識は最強の防御なのです。